【大阪肝臓友の会のホームページから転載させていただきます】
ギリアド・サイエンシズ株式会社が9月にジェノタイプ1型のC型慢性肝炎に対する治療薬として、NS5A阻害薬「レジパスビル(LDV)90mg」と核酸アナログ型ポリメラーゼ阻害薬「ソホスブビル(SOF)400mg」の配合剤の日本国内での製造販売承認申請を行ったことを発表しました。
ジェノタイプ1型HCV感染患者に対する1日1回1錠12週間の投与と簡略化さされた治療法登場します。
国内第Ⅲ相臨床試験における投与終了後12週時の持続的ウイルス学的著効率(SVR12)は100%。
ジェノタイプ1型のC型慢性肝炎・代償性肝硬変の未治療および治療歴のある患者に対するLDV/SOF 配合剤の12週間投与の有効性が認められました。
なお、同社では今年6月に、ジェノタイプ2型の慢性C型肝炎を適応とするリバビリン併用下におけるSOF単剤の製造販売承認申請を日本において行っています。