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府北部 与謝野町議会が意見書を可決

京都府議会に続き、京都府与謝郡にある与謝野町の町議会は、3月18日に「ウイルス性肝炎・肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成の拡充並びに検査体制の拡大強化を求める意見書」を可決されました。

議会の全会派、全議員さんの賛成での可決です!

また、請願として意見書の採択を求めましたので、請願も採択されています。

京都府与謝野町議会可決 肝炎意見書

政府、国会のみなさんには、京都府内の少なくない議会の意見や、多くの署名に応え、医療費助成などの強化を図ってください。

京都府議会が全会一致で意見書を決議

京都府議会は、3月11日の本会議で、肝硬変、肝がん治療への医療費助成と身体障碍者福祉法上の障害認定基準の緩和などを求める意見書を可決されました。

すべての会派の全議員さんが賛成しての可決です。ありがとうございました。

京都肝炎友の会、B型肝炎訴訟原告・弁護団は、分担し府議会の全会派を訪問し、お願いしましたが、そのこともあって可決されたと言ええます。

みなさんも、要求署名集めにご協力ください。

70140311京都府議会可決意見書

命を削る舞鶴市と京都府の決定、裁決を厚労相が舞鶴市の決定を「認めない」としました。

 非代償性肝硬変の患者さんの申請を拒否した舞鶴市、京都府の決定に対する、再審査請求に対し、厚労省が患者さんの請求を認める裁決を出しました。

 先日も腹水のため入院されていました、そして、近く食道静脈瘤の処理で入院されるMさん。

 働くことができず、治療を受けることができなくなって、生活保護の申請を舞鶴市役所に申請に行ったら、働け、誠意を見せろと強要し、保護の申請書さえ渡さず生活保護の支給を門前払いしました。新聞等で舞鶴市の異常な生活保護行政が批判的に報道されるようになるまでは、門前払いを続けましたが、3か月後ようやく申請用紙を渡し、保護を決定しました。

 京都肝炎友 の会や舞鶴の会等の助言で、口頭で行った時からの保護申請を認めよと、京都府に審査請求を行いました。

しかし、舞鶴市は、そのようなことはしていないと否定し、京都府も、舞鶴市の生活保護行政の異常さを特別監査で指摘しながらも、Mさんの事例では、申請書による申請までは、Mさんからの口頭の生活保護の申請はなかったとMさんの請求を認めない裁定しました。

 京都府の異常な裁定は間違っていると、再審査請求 を1年前に提出しました。1年を経過しましたが、このたび、厚労相は、舞鶴市の誤った決定を取り消すという裁定を行いました。

 京都府の裁定が間違っているとしたのです。

 その裁定を受け、舞鶴市は、Mさんに3か月分の保護費を出すと決定しました。

  Mさんの生保の申請は2回目、働きたくとも働けなかったのです。一回目の保護申請に行ったときは、保護を受け付けず、社会福祉協議会から借金をセよと言って、Mさんに10万円近い借金を背負わせ、今も月に約2千円の返済を強要されています。肝炎患者の中には、Mさんと同様の扱いを受け、まともな治療を受けられていない人が少くありません。(肝臓病だけでなく、貧乏人はどのような治療も受けられない事態が発生してます)

 非代償性肝硬変に至るまで、肝がんが生じるまで、まともな治療が受けられない状況を変えなければなりませんね。

20140214厚労相の裁決

京肝友ニュース 第77号が完成。14日に発送します

securedownload京肝友ニュース 77号が完成しました。
1月14日に発送予定です。
その内容の中心は、76号で予告していたように
昨年11月17日に開催した医療講演会での
平松直樹先生の講演記録です。
C型肝炎の治療薬「シメプレビル」、そして、新しく定められたC型肝炎のガイドラインについて解説されています。
到着をお楽しみに
目 次
2      署名活動へのご協力を! メールアドレスの登録を
3      医療講演会ご案内
2月22日 府、京大、府立医大附属病院共催
福知山市内で開催
4〜 7   肝炎患者が負担する医療費は??
8〜25   平松直樹先生の講演記録「新しいC型肝炎治療時代の幕開け」
26      自己免疫性肝疾患って???
27      会員さんのエッセー 「世話人談義」

28      新年会のご案内

発送される京肝友ニュース第77号は、白黒(モノクロ)の印刷物です。

リンゴが真っ黒ですから、赤いおいしそうなリンゴは、このホームページで見てください。

カラーでプリントされました。皆様のところには、カラー表紙が行きます。

京都市と京都府の肝炎対策担当部局の方と懇談しました

 京都肝炎友の会は、12月11日に京都市、17日に京都府の肝炎対策担当の職員の方々と、その自治体の肝炎対策の実施状況についての情報提供をいただき、懇談を行いました。また、その中で必要な要望を行いました。

 京都肝炎友の会は、いただいた情報をもとに、近く京都府や京都市に2014年度の可燃対策についての予算を含む要望をしていきます。

 なお、京都府の肝炎担当者の方々との懇談の中で京都府肝炎対策協議会への委員の参加要請があったため、京都肝炎友の会は、京都府の担当者さんに、京都府肝炎対策協議会に患者団体の代表を委員として参加させることについては当然であり歓迎するものであるが、従来から繰り返し求めてきたように複数、3名以上の委員を選任するよう求めました。

 懇談の中で、京都府は、15人の委員会とするが患者会は1人とするとのことでした。京都肝炎友の会は、医師、看護師、薬剤師など医療に従事する人、また、行政関係の方が多くおられるに対し、患者の声を反映することのできる患者会の関係委員が1人というのは適正でない。感染症対策協議会肝炎部会が引き続き設置され、肝炎治療の専門家の協議機関が継続されており、医療分野の専門的判断などの審議は肝炎対策協議会以外でもできるのだから、患者の声も京都府の肝炎対策に反映させるためには、肝炎、肝硬変、肝がん患者を病態分野、C型肝炎・B型肝炎の文や、地域的分野の患者の声を反映できるよう、複数の患者を委員として参加させるよう、改めて検討するよう求めました。その際、各種委員会には、複数の団体からの委員選出、同一団体からの複数選出はあり、肝炎対策協議会もそのようにすべきとも求めましました。

 

宇治市議会常任委員会で請願が採択医療費助成制度実現を、参考人として意見陳述

P1060922 2013年12月16日、宇治市議会文教福祉常任委員会は、肝炎・肝硬変・肝がんの医療費助成制度などの創設を求める意見書提出を求める請願を審議、全会一致で採択し本会議に報告することになりました。

 宇治市議会には、請願を行った者が参考人として意見を陳述するルールがあるので、議会事務局にお願いしたところ、委員会に参考人招致が提案され全員賛成で、意見陳述が実現しました。

  請願者を代表して意見陳述したのは、B型肝炎訴訟大阪弁護団の服部崇博弁護士さん。(写真 議会事務局提供)

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 委員長の、請願の理由を問う質問に、京都肝炎友の会の代表世話人 山副スヘノさんの議会への手紙も紹介し答えられました。

 そのあと、3人の議員さんから服部弁護士に質問が出され、それに服部弁護士は丁寧に答えられました。

 参考人(弁護士)の意見陳述が終わった後は、議員さんは宇治市の肝炎対策を担当されている職員に、宇治市の肝炎対策の取り組みや、ウイルス検査や啓発の取り組み等について問われました。

 これらの審議を経て、請願の採決が行われ、全委員の賛成で請願は委員会として採択がされ、12月25日に開催される閉会本会議に「採択すべき請願」として提案されます。あわせて、常任委員会は、国に提出する意見書の案を委員会として作成することを確認され、これも25日の本会議に提案されます。

請願の委員会採択されたのは、すべての会派を繰り返し訪問させていただき説明をさせていただき、参考人として肝炎患者の現状を訴えたことが大きな力となりました。

宇治市議会様への山副スヘノ代表世話人の手紙

請願採択が新聞でも報道されました12月17日洛南タイムス

20131217洛タイ 宇治市議会肝炎支援の請願採択