2013年12月16日、宇治市議会文教福祉常任委員会は、肝炎・肝硬変・肝がんの医療費助成制度などの創設を求める意見書提出を求める請願を審議、全会一致で採択し本会議に報告することになりました。
宇治市議会には、請願を行った者が参考人として意見を陳述するルールがあるので、議会事務局にお願いしたところ、委員会に参考人招致が提案され全員賛成で、意見陳述が実現しました。
請願者を代表して意見陳述したのは、B型肝炎訴訟大阪弁護団の服部崇博弁護士さん。(写真 議会事務局提供)
委員長の、請願の理由を問う質問に、京都肝炎友の会の代表世話人 山副スヘノさんの議会への手紙も紹介し答えられました。
そのあと、3人の議員さんから服部弁護士に質問が出され、それに服部弁護士は丁寧に答えられました。
参考人(弁護士)の意見陳述が終わった後は、議員さんは宇治市の肝炎対策を担当されている職員に、宇治市の肝炎対策の取り組みや、ウイルス検査や啓発の取り組み等について問われました。
これらの審議を経て、請願の採決が行われ、全委員の賛成で請願は委員会として採択がされ、12月25日に開催される閉会本会議に「採択すべき請願」として提案されます。あわせて、常任委員会は、国に提出する意見書の案を委員会として作成することを確認され、これも25日の本会議に提案されます。
請願の委員会採択されたのは、すべての会派を繰り返し訪問させていただき説明をさせていただき、参考人として肝炎患者の現状を訴えたことが大きな力となりました。
請願採択が新聞でも報道されました12月17日洛南タイムス