活動報告」カテゴリーアーカイブ

京都市議会で京都肝炎友の会等の要請した意見書を可決

12月11日に開かれた、京都市議会本会議で、ウイルス性肝炎・肝硬変・肝がんの患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書案が全議員から提案され、全議員の賛成で可決されました。

京都肝炎友の会とB型肝炎訴訟大阪原告団・弁護団は、京都市議会の全ての会派(党のことです)と無所属の議員さん(2人のうちお1人。もうお1人とは、うまく日程が合わずお会いできませんでした)を訪ね、意見書の提出などを要請していましたが、その要請を受け、結果、全議員の提案で国への意見書が可決されたのです。

また、京都市の肝炎対策の強化について陳情は議会に提出しました。要請を行ったことと陳情を行ったことで、今議会の常任委員会で、肝炎問題(ウイルス検査体制問題)が時間をとって審議されました。(12月4日の京都市議会教育福祉常任委員会、京都市議会HPのUSTREAM(ユーストリーム)配信の中継で見ることができます。  http://www.ustream.tv/recorded/41358391 )

京都市議会肝炎対策意見書

 

京都肝炎友の会は、全国B型肝炎訴訟大阪原告団・弁護団、そして、薬害肝炎訴訟原告団・弁護団とともに、京都府と京都府内の市町村に請願・陳情・要請を進めています。

その内容は、一つは、国(国会と政府)に「肝炎治療の医療費助成、とりわけ肝硬変・肝がんの医療費助成と生活支援制度を作ること」「肝疾患にかかる障害認定基準を緩和し、患者の実態に応じた障碍者認定制度に改めること」を、議会の意見書を可決し提出してほしい。

もう一つは、肝炎ウイルス検査の体制を、京都府も市町村も強化し、全ての住民がウイルス検査を受けることのできる環境をつくることを求め、京都府には要望(意見書)を提出してほしいというものです。

年内には、京都市の他、6ほどの府市町議会で同様の審議が予定されています。ぜひ、国への意見書提出をしていただける様期待しています。

また、まだ全市町村への請願・陳情・要請はできていません。新年に開催される議会に向け要請をしていきたいですね。

個人署名も間もなく開始します。ご協力よろしく。

12月11日に京都市議会の各会派にお礼を言いに回りました。(議席数順で写真を掲載します)

自民党議員団

20131211京都市会自民党

 

 

 

 

 

 

 

 

 

共産党議員団

20131211京都市会共産党

 

 

 

 

 

 

 

 

民主・都みらい議員団

20131211京都市会民主.都みらい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公明党議員団

20131211京都市会公明党

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都党議員団

20131211京都市会京都党

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清水ゆうこ議員

20131211京都市会無所属清水ゆう子

 

2日連続 肝炎デー の取り組み B型肝炎訴訟の相談会も

京都肝炎友の会は、B型肝炎訴訟原告団と弁護団と一緒に、7月27日正午から、26日と同じ京都市の四条烏丸で「肝炎ウイルス検査を受けましょう」と、受検勧奨宣伝を行いました。

準備したティッシュが、26日に続き、なくなりました。

 

20130727-01

20130727-03

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この様な活動を、肝炎デー、週間だけでなく、多くの機会を通じ取り組んでいかねばならねいと感じました。

行動終了後、京都産業会館内で、B型肝炎訴訟の相談会も取り組みました。複数の新聞など報道機関が取り上げてくださったこともあり、40人もの相談者がつめかけられました。

京都肝炎友の会として、引き続き取り組んでいかねばなりませんし、C型薬害肝炎の被害者救済についても、資料収集に一緒に取り組んでいかねばなりません。

困っておられる方は、ご相談ください。

肝炎ウイルス検査を受けましょう! 京都で5者が一緒に呼び掛け

京都肝炎友の会は、7月26日、世界・日本肝炎デーに連帯し、京都府と京都市、京都府医師会、そして、B型肝炎訴訟大阪原告団・弁護団の皆さんと一緒に、京都市の四条烏丸で「肝炎ウイルス検査を受けましょう」と呼びかけました。

世界肝炎デー2013.7.26

 

 

 

 

 

 

昨年は、京都肝炎友の会・原告団・弁護団が28日、府・京都市・医師会が27日に実施していたため、大きな影響力を生むためにも一緒に実施しようと京都肝炎友の会が呼びかけていたものです。

京都府、京都市、京都府医師会の方々が十数名(京都府広報監 まゆまろ と、その同行者を含む)、京都肝炎友の会が十名、原告団・弁護団が十名弱、全体で30名ほどの参加でした。

3人の京都市議会議員さんが、激励にお越しくださいました。

玉本なるみ、河合葉子、加藤あい京都市議会議員さん(日本共産党所属)が、一緒に「肝炎ウイルス検査を受けよう」と呼びかけるために、現場に駆けつけてくださいました。大変激励されました。

しかし、準備した資材が思ったよりも早くなくなってしまったためわずかしか残っていませんでした。

議員さんは、ホームページで行動を見て駆けつけて下さいました。

20130726_125809

 

 

← 加藤あい議員が撮影してくださいました

 

「パブリックコメント」などで示された意見はほとんど反映されていない!?    「京都府保健医療計画(案)」の改善を口頭で申し入れる  京都肝炎友の会

京都肝炎友の会は、3月22日午後、京都府健康福祉部総務課を訪問し、「肝炎対策」を含む新しい「京都府保健医療計画」の「最終案」を入手しました。また、昨年末に実施された「パブリックコメント」のまとめも「最終案」と共に入手しました。

総務課の担当者さんの説明では、本日3月26日まで開催の京都府議会に示したものより、若干古いが、「肝炎対策」部については、同一内容だということです。

府議会での意見も受け、今年度中(3月31日)までに、京都府知事山田啓二氏が策定することになります。

添付

京都府の保健医療計画 最終案 「肝炎対策」 部分

京都府保健医療計画パブリックコメントのとりまとめ

京都府保健医療計画 最終案

「パブリックコメントのとりまとめ」を見ると、「がん」の項に「肝炎」「肝炎ウイルス検査」の重要性が書き込まれたことが示されています。しかし、「肝炎対策」の項では、「地域で」「必要に応じて見直しを行いながら」という文言を挿入しただけです。(※)

パブリックコメントで提出された意見が、間違った意見だからこの様な結果になったのかと、「パブリックコメントのとりまとめ」を見るのですが、「京都府の考え方」の項に、意見に対する府の考え方は、ほとんど書かれていません。

他の部分でも、「最終案」の追加・修正はほとんど行われていませんが、意見に対する「京都府の考え方」は、的確なものかどうかは不明ですが、「肝炎対策」部とはけた違いに記入されています。

「肝炎対策」部の扱いは、他の部とは明らかに異なっているのではないでしょうか。

府民の意見を無視するような扱いを是正しないまま、今後5年間の肝炎対策を含む府民の保健医療の推進方向が定められては困ります。そこで、健康福祉部総務課に、京都府の「肝炎対策ワーキンググループの審議記録」とワーキンググループの委員になった「山副スヘノ世話人代表の第二回WGでの文書発言」、「京都肝炎友の会と舞鶴ウイルス性肝炎を考える会のパブリックコメントへの意見」を手渡し、京都府知事さんの策定までに、パブコメやワーキンググループでの審議内容をしっかりと反映するよう補強してほしいと口頭で申し入れました。

その際、健康福祉部総務課の担当者は、「肝炎対策部の扱いは、健康対策課が処理するので、口頭での申し入れ内容は文書で同課に伝える」と対応されました。

そこで、京都肝炎友の会は、当初予定にはありませんでしたが、別件で世話人は京都府健康福祉部健康対策課も訪問し、同趣旨の申し入れを口頭で行いました。

※ 「京都府立医科大学付属病院に肝疾患相談センター(仮称)を設置するなど、」との文言も、府の判断で挿入されています。これは、以前から府としては決めていたが、公にできなかった物を公にしたと思われます。

京都府が肝炎対策を含む、京都府保健医療計画 京都府がん対策推進計画 のパブリックコメントを開始しました

昨日(27日)から、京都府は肝炎対策を組み入れた「京都府保健医療計画」と「京都府がん対策推進計画」のパブコメを開始しました。
次の京都府のホームページから、データの入手と意見の提出ができます。ぜひ皆さん、意見を提出してください。
提出方法等は府のホームページを見ればわかりますが、京都肝炎友の会のホームページでも、近くご紹介します。