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情報:『テノゼット』について

グラクソ・スミスクライン(GSK)は、8月に起きた中国の天津爆発事故で同社工場が被災したことにより、製造・出荷が停止し、出荷調整していたB型肝炎治療薬のテノゼット錠(一般名:テノホビルジソプロ

キシルフマル酸塩)について、16年1月中旬に通常出荷が再開できる見通しで あると発表しました。

9日に承認事項の一部変更承認を受け、海外で製造販売されている同一有効成分の製剤を日本でテノゼット錠として供給することが認められたため。ただし、包装、錠剤の刻印と色が変更(白色→薄い青色)となる。同社は最終的に、同tenohoburu剤の生産を栃木の今市工場でできるようにすることで、安定供給を確保する方針です。

以下、同社のプレスリリースです。

http://jp.gsk.com/media/636130/tenozet20151211_h.pdf

テノゼット

ご案内:進行した肝癌への新しい薬剤治療勉強会

肝がん「新分子標的治療ムシルマブ、免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ」勉強会

再発を繰り返したり、巨大な肝がん、多臓器に転移した難治性肝がんの治療は、患者や家族にとっても大変な負担になります。これらの治療法に積極的に取り組んでいる近畿大学のドクターにお話していただきます。

○と き  2015年12月19日(土) 13~16時

○ところ  尼崎市すこやかプラザ 多目的ホール

尼崎市七松町1丁目3−1 フェスタ立花南館

最寄駅 JR神戸線「立花駅」下車、南徒歩5分

○内 容 1.「新分子標的治療ムシルマブ、免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ」

講師:近畿大学医学部消化器内科 上嶋一臣先生

2.患者交流・情報・体験交流

○参加について どなたでも参加できます。参加費無料

○主 催  大阪肝臓友の会

情報:肝がんに対する治験始まる

肝がんに対する治験始まる

■ 新分子標的治療

肝細胞癌に対する新しい臨床試験がスタートしました。肝機能が良好で進行癌の患者様に対しての臨床研究です。条件はネクサバール投与前の患者様でも投与中の患者様でも結構ですが「AFP400ng/ml以上の患者様」を対象にしたラムシルマブの臨床試験です。前回のラムシルマブ第Ⅲ相試験では明らかに患者様の予後を延長させます。

■ 免疫チェック阻害剤治療

さらには現在全ての癌の領域で現在極めて注目を浴びている免疫チェックポイント阻害剤のPD-1抗体の臨床試験も前回と違うものが始まります。本年6月のアメリカ臨床腫瘍学会で肝細胞癌の免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ(小野薬品、ブリストルマイヤーズ共同開発)の成績が発表されましたが、10cmの肝癌や両葉多発結節が完全に消失するCR例が2例及び部分奏効も含めた奏効率が約20‰でSD例も含めると70%で治療効果がでます。その効果は進行癌にもかかわらず1年半以上続くという極めて画期的な免疫療法です。

12月くらいから臨床試験が再度始まります。肝機能がChildAの良い方であればネクサバールを過去に服用していてもいなくても、また過去に臨床試験を受けている方でも対象となります。

※注釈:「ラムシルマブ」(日本イーライリリー)本年6月22日、切除不能な進行・再発の胃癌を対象に日本でも承認されました。

,※注釈:固形がんの大きさの客観的な変化を記載:完全奏効(complete response; CR),部分奏効(partial

response; PR),安定(stable disease; SD),進行(progressive disease; PD)

日肝協 第25回 全国交流のつどい・代表者会議 in 大阪

~ ~   大阪へ行きましょう   ~ ~ 

~ ~ みんなで参加しましょう ~ ~

最新治療・患者交流・患者会について学んで、楽しんで良い時としましょう

○会 期  2015年11月8日(日)13:00~9日(月)12:00
○会 場  8日:国労大阪会館
(JR環状線天満駅下車すぐ)・リバーサイドホテル
9日:リバーサイドホテル
(JR環状線桜ノ宮駅下車徒歩7分)

詳しくはこちら→大阪肝臓友の会HP http://osaka.kanzo.org/archive/eid606.html

京都肝炎友の会の方は交通費が出ます

行きたいと思われる方はご連絡お待ちしています

 

【情報】9/28ヴィキラックス(オムビタスビル/パリタプレビル/リトナビル錠)の承認、アッヴィ

9月28日、アッヴィ合同会社は、ヴィキラックス(オムビタスビル/パリタプレビル/リトナビル)がジェノタイプ1(GT1)型C型慢性肝炎ウイルス(HCV)に感染した成人患者さん(代償性肝硬変の患者さんを含む)の治療薬として厚生労働省から承認を取得したことを発表しました。

ヴィキラックスは、2種の直接作用型抗ウイルス剤であるパリタプレビル/リトナビルとオムビタスビルの配合剤で、12週間にわたって固定用量を1日1回服用します。

臨床試験の結果や副作用については、dotのサイトをご覧ください。

「アッヴィ、C型慢性肝炎 ジェノタイプ1型治療薬として日本におけるヴィキラックスの承認を取得」

http://dot.asahi.com/business/pressrelease/2015092800062.html