京都肝炎友の会
患者・家族の交流会を兼ねて新年会をします
日時 2014年2月1日(土) 開会12:00
場所 京都市社会福祉会館1F「菜の花」
二条城 北側 堀川通から西へ30メートルほど
バス「堀川今出川」下車至近
地下鉄東西線「二条城前」下車北へ
地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車西へ
会費 3000円
ぜひ、ご参加ください。参加申し込みは、
京都肝炎友の会にご連絡いただくか、下記のメールアドレスへ
京都肝炎友の会は、12月11日に京都市、17日に京都府の肝炎対策担当の職員の方々と、その自治体の肝炎対策の実施状況についての情報提供をいただき、懇談を行いました。また、その中で必要な要望を行いました。
京都肝炎友の会は、いただいた情報をもとに、近く京都府や京都市に2014年度の可燃対策についての予算を含む要望をしていきます。
なお、京都府の肝炎担当者の方々との懇談の中で京都府肝炎対策協議会への委員の参加要請があったため、京都肝炎友の会は、京都府の担当者さんに、京都府肝炎対策協議会に患者団体の代表を委員として参加させることについては当然であり歓迎するものであるが、従来から繰り返し求めてきたように複数、3名以上の委員を選任するよう求めました。
懇談の中で、京都府は、15人の委員会とするが患者会は1人とするとのことでした。京都肝炎友の会は、医師、看護師、薬剤師など医療に従事する人、また、行政関係の方が多くおられるに対し、患者の声を反映することのできる患者会の関係委員が1人というのは適正でない。感染症対策協議会肝炎部会が引き続き設置され、肝炎治療の専門家の協議機関が継続されており、医療分野の専門的判断などの審議は肝炎対策協議会以外でもできるのだから、患者の声も京都府の肝炎対策に反映させるためには、肝炎、肝硬変、肝がん患者を病態分野、C型肝炎・B型肝炎の文や、地域的分野の患者の声を反映できるよう、複数の患者を委員として参加させるよう、改めて検討するよう求めました。その際、各種委員会には、複数の団体からの委員選出、同一団体からの複数選出はあり、肝炎対策協議会もそのようにすべきとも求めましました。
2013年12月16日、宇治市議会文教福祉常任委員会は、肝炎・肝硬変・肝がんの医療費助成制度などの創設を求める意見書提出を求める請願を審議、全会一致で採択し本会議に報告することになりました。
宇治市議会には、請願を行った者が参考人として意見を陳述するルールがあるので、議会事務局にお願いしたところ、委員会に参考人招致が提案され全員賛成で、意見陳述が実現しました。
請願者を代表して意見陳述したのは、B型肝炎訴訟大阪弁護団の服部崇博弁護士さん。(写真 議会事務局提供)
委員長の、請願の理由を問う質問に、京都肝炎友の会の代表世話人 山副スヘノさんの議会への手紙も紹介し答えられました。
そのあと、3人の議員さんから服部弁護士に質問が出され、それに服部弁護士は丁寧に答えられました。
参考人(弁護士)の意見陳述が終わった後は、議員さんは宇治市の肝炎対策を担当されている職員に、宇治市の肝炎対策の取り組みや、ウイルス検査や啓発の取り組み等について問われました。
これらの審議を経て、請願の採決が行われ、全委員の賛成で請願は委員会として採択がされ、12月25日に開催される閉会本会議に「採択すべき請願」として提案されます。あわせて、常任委員会は、国に提出する意見書の案を委員会として作成することを確認され、これも25日の本会議に提案されます。
請願の委員会採択されたのは、すべての会派を繰り返し訪問させていただき説明をさせていただき、参考人として肝炎患者の現状を訴えたことが大きな力となりました。
請願採択が新聞でも報道されました12月17日洛南タイムス
12月11日に開かれた、京都市議会本会議で、ウイルス性肝炎・肝硬変・肝がんの患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書案が全議員から提案され、全議員の賛成で可決されました。
京都肝炎友の会とB型肝炎訴訟大阪原告団・弁護団は、京都市議会の全ての会派(党のことです)と無所属の議員さん(2人のうちお1人。もうお1人とは、うまく日程が合わずお会いできませんでした)を訪ね、意見書の提出などを要請していましたが、その要請を受け、結果、全議員の提案で国への意見書が可決されたのです。
また、京都市の肝炎対策の強化について陳情は議会に提出しました。要請を行ったことと陳情を行ったことで、今議会の常任委員会で、肝炎問題(ウイルス検査体制問題)が時間をとって審議されました。(12月4日の京都市議会教育福祉常任委員会、京都市議会HPのUSTREAM(ユーストリーム)配信の中継で見ることができます。 http://www.ustream.tv/recorded/41358391 )
京都肝炎友の会は、全国B型肝炎訴訟大阪原告団・弁護団、そして、薬害肝炎訴訟原告団・弁護団とともに、京都府と京都府内の市町村に請願・陳情・要請を進めています。
その内容は、一つは、国(国会と政府)に「肝炎治療の医療費助成、とりわけ肝硬変・肝がんの医療費助成と生活支援制度を作ること」「肝疾患にかかる障害認定基準を緩和し、患者の実態に応じた障碍者認定制度に改めること」を、議会の意見書を可決し提出してほしい。
もう一つは、肝炎ウイルス検査の体制を、京都府も市町村も強化し、全ての住民がウイルス検査を受けることのできる環境をつくることを求め、京都府には要望(意見書)を提出してほしいというものです。
年内には、京都市の他、6ほどの府市町議会で同様の審議が予定されています。ぜひ、国への意見書提出をしていただける様期待しています。
また、まだ全市町村への請願・陳情・要請はできていません。新年に開催される議会に向け要請をしていきたいですね。
個人署名も間もなく開始します。ご協力よろしく。
12月11日に京都市議会の各会派にお礼を言いに回りました。(議席数順で写真を掲載します)
自民党議員団
共産党議員団
民主・都みらい議員団
公明党議員団
京都党議員団
清水ゆうこ議員
訪問者数が1万人を突破しました。
引き続き情報発信をしていこうと思いますので、
これからも訪問よろしくお願いします。
只今、世話人の一人が先回行なわれた大阪大学の平松先生「新しいC型肝炎治療時代の幕開け」の講演
を書き起こしに奮闘中です。。。
今後の会報こうご期待。