福知山での 拠点病院+府共催の医療講演会・Q&A 約40人参加

「肝炎患者さんのための京都府北部講演会・相談会」が、2月22日午後、福知山で開かれました。約40人の患者さんやご家族、患者会の方々が参加されました。講演をいただいたのは、福知山市民病院の 森康二郎先生と京大病院消化器内科の 高橋健先生です。B型肝炎については、森先生、C型肝炎は高橋先生が、患者でもわかりやすくお話しくださいました。Q&Aも、次から次へと質問が相次ぎました。このような活動を進められることが重要なことを、今回の取り組みは証明してくださいました。写真は、森先生の講演の様子です。

森先生

命を削る舞鶴市と京都府の決定、裁決を厚労相が舞鶴市の決定を「認めない」としました。

 非代償性肝硬変の患者さんの申請を拒否した舞鶴市、京都府の決定に対する、再審査請求に対し、厚労省が患者さんの請求を認める裁決を出しました。

 先日も腹水のため入院されていました、そして、近く食道静脈瘤の処理で入院されるMさん。

 働くことができず、治療を受けることができなくなって、生活保護の申請を舞鶴市役所に申請に行ったら、働け、誠意を見せろと強要し、保護の申請書さえ渡さず生活保護の支給を門前払いしました。新聞等で舞鶴市の異常な生活保護行政が批判的に報道されるようになるまでは、門前払いを続けましたが、3か月後ようやく申請用紙を渡し、保護を決定しました。

 京都肝炎友 の会や舞鶴の会等の助言で、口頭で行った時からの保護申請を認めよと、京都府に審査請求を行いました。

しかし、舞鶴市は、そのようなことはしていないと否定し、京都府も、舞鶴市の生活保護行政の異常さを特別監査で指摘しながらも、Mさんの事例では、申請書による申請までは、Mさんからの口頭の生活保護の申請はなかったとMさんの請求を認めない裁定しました。

 京都府の異常な裁定は間違っていると、再審査請求 を1年前に提出しました。1年を経過しましたが、このたび、厚労相は、舞鶴市の誤った決定を取り消すという裁定を行いました。

 京都府の裁定が間違っているとしたのです。

 その裁定を受け、舞鶴市は、Mさんに3か月分の保護費を出すと決定しました。

  Mさんの生保の申請は2回目、働きたくとも働けなかったのです。一回目の保護申請に行ったときは、保護を受け付けず、社会福祉協議会から借金をセよと言って、Mさんに10万円近い借金を背負わせ、今も月に約2千円の返済を強要されています。肝炎患者の中には、Mさんと同様の扱いを受け、まともな治療を受けられていない人が少くありません。(肝臓病だけでなく、貧乏人はどのような治療も受けられない事態が発生してます)

 非代償性肝硬変に至るまで、肝がんが生じるまで、まともな治療が受けられない状況を変えなければなりませんね。

20140214厚労相の裁決

京大病院 肝疾患相談センターが 3月16日 市民公開講座開催 

DSC02305-001DSC02306-001

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これでわかる! 

「肝臓病の最新知識」 をテーマに、市民公開講座が開催されます・

京大病院と府立医大の先生が、3つの講演をされます

3月16日(日) 午後2時〜4時

メルパルク京都 5階 (JR京都駅 駅前広場内の東部にあります)

 

講演1 肥満と肝臓病のこわい関係 京都大学消化器内科 上田佳秀先生

講演2 肝がんを予防しよう! 京都大学消化器内科 丸澤宏之先生

講演3 ここまで治る! C型肝炎の最新治療 京都府立医科大学消化器内科 伊藤義人先生

事前申し込みとなっています。定員240人、参加費無料

応募締め切りは2月28日です。

申し込み先は、京大病院 肝疾患相談センター 市民公開講座事務局 となります。

詳しくは、上のチラシでご確認ください。

チラシには、申し込みはがきが印刷されています。サイズが規定通りになっていないとつかないかもわかりませんので、肝疾患相談センターに電話して、申し込み方法をお問い合わせされるのも良いかも!

肝疾患相談センター 075-751-4701 (受付 月・水・金 午前10時〜12時まで)

京肝友第77号の発送作業 あなたの応援お待ちしています

京肝友ニュース 第77号の発送作業(会報を折り、封筒に入れ、糊付けします)をします。

ぜひ一緒にしてください。

日 時 : 1月14日(火)2時30分から

会 場 : 府庁NPOパートナーシップセンター (075-414-4210)

所在地 : 京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町 京都府庁内の旧本館1階の北東角にあります

作業は長時間ではありません。参加者数によっては、4時までに終わります。

旧本館は写真の建物です。最近はテレビドラマで舞台として活躍しています。旧知事室も公開されています。見学のついでのお手伝いも大歓迎です。

府庁案内図・最寄りの交通機関図
旧本館正面

厚労省:肝機能障害など障害年金の認定基準改訂に関するパブリックコメントを公募中

☆障害年金の認定基準改訂に関するパブリックコメントを公募中、厚労省の下記サイトに掲載  http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495130209&Mode=0
基準緩和に向けてどしどし意見を出しましょう。
 締切は1月23日。 改正の概要は、
(1) 肝疾患による障害
① 障害認定基準(主な内容) ○肝疾患の重症度判定にかかる検査項目及び臨床所見について、近年の医学的知見を踏まえて見直しを行う。また、各等級に相当する障害の状態について、異常値を示す検査項目数等により、障害の程度を客観的に判断できるよう例示を見直す。
○慢性肝炎について、例外的に、肝硬変の障害の状態に相当する場合に認定の対象とする。また、アルコール性肝硬変については、継続的な治療の実施等の要件を満たした場合に認定の対象とする。
○肝がんについて、認定上用いる認定要領の該当箇所を整理する。また、肝臓移植について、「第18節/その他の疾患による障害」と別に基準を設ける。
② 診断書の様式(主な内容)
○臨床所見欄の「自覚症状」、「他覚所見」及び「検査成績」の各項目について、認定基準の見直しを踏まえて見直しを行う。
○肝硬変症に付随する病態を確認するため、「特発性細菌性腹膜炎その他肝硬変症に付随する病態の治療歴」欄を追加する。また、「治療の内容」欄に、具体的内容を必要に応じて記載することとする。
(2) 遷延性植物状態  障害認定基準(主な内容)
○障害の程度及び認定する時期について、「第18節    その他の疾患による障害」に基準を設ける。
(3) 心疾患による障害  診断書の様式(主な内容)
○心機能分類(NYHA)を記載する欄を設ける。
○疾患別所見欄に「心筋疾患」、「大動脈疾患」、「重症心不全」について記載する欄を設ける。
大阪肝臓友の会のホームページから、転載させていただいています

京肝友ニュース 第77号が完成。14日に発送します

securedownload京肝友ニュース 77号が完成しました。
1月14日に発送予定です。
その内容の中心は、76号で予告していたように
昨年11月17日に開催した医療講演会での
平松直樹先生の講演記録です。
C型肝炎の治療薬「シメプレビル」、そして、新しく定められたC型肝炎のガイドラインについて解説されています。
到着をお楽しみに
目 次
2      署名活動へのご協力を! メールアドレスの登録を
3      医療講演会ご案内
2月22日 府、京大、府立医大附属病院共催
福知山市内で開催
4〜 7   肝炎患者が負担する医療費は??
8〜25   平松直樹先生の講演記録「新しいC型肝炎治療時代の幕開け」
26      自己免疫性肝疾患って???
27      会員さんのエッセー 「世話人談義」

28      新年会のご案内

発送される京肝友ニュース第77号は、白黒(モノクロ)の印刷物です。

リンゴが真っ黒ですから、赤いおいしそうなリンゴは、このホームページで見てください。

カラーでプリントされました。皆様のところには、カラー表紙が行きます。