C型肝炎治療のインターフェロンフリー薬が医療費助対象に

インターフェロンフリーのC型肝炎治療薬「アスナプレビル・ダクラタスビル」が医療費助成の対象となりました。

 9月1日の肝炎治療戦略会議で、いわゆるインターフェロンを使用しない治療薬である「アスナプレビル・ダクラタスビル」を治療費助成の対象とするか、その場合の条件設定の有無等について議論がされました。

その議論の結果、アスナプレビル・ダクラタスビルが2日に薬価収載され、医療費助成の対象になることが決まりました。

この治療法は、24週の治療となり、 ウイルスが体内から完全に消失するSVR率が大変高い成績を持っています。

しかし、C型肝炎治療薬は、承認後も重篤な副作用が明らかになったこともあり、この薬でも今後副作用がさらに出る可能性があります。注意する必要があります。

注意しなければならない耐性ウイルスの出現

副作用とは言わないのですが、この薬で最も注意しなければならないのは、ウイルス体制の出現です。この間、京都肝炎友の会での医療講演会でも、この問題が繰り返し強調されてきましたが、治療効果が出なかった患者ウイルス耐性が出た場合、耐性が多く残り、現在利用されているインターフェロン3剤併用治療や、今後開発される新薬さえも効果がなくなる可能性があります。

ガイドラインにも掲載されているでしょうが、インターフェロン不適格の場合に限りインターフェロンを併用しないこの治療を推奨するなど、限定的な使い方になりそうです。

治療費助成制度がどのようになるのかですが、「ジェノタイプ1a、1bのC型肝炎か軽度の肝硬変患者が対象」、「肝がん患者は、現在肝がんが確認できないこと」、「期間は24週」、「この治療を受けた人は、その後インターフェロンを含む治療は助成対象としない」などになると考えられます

京都では?

治療費助成制度は、それぞれの都道府県で制度が作られます。京都府では、京都府感染症対策協議会の肝炎部会で検討され決められます。9月中旬に厚労省で担当者を集めた会議が開かれ、それを受け部会が開会されることになります。

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