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京都府精華町の議会で意見書 可決

2・3月定例会では、最後の報告になると思いますが、京都府精華町の議会が、肝炎、肝硬変、肝がんの医療費助成などの実現を求める意見書を3月27日に可決されました。

全会派のご協力での可決です。

国や京都府の肝炎・肝硬変・肝がん対策の強化を求める多くの国民、自治体議会の声を反映させましょうね。

20130427京都府精華町 肝炎意見書

府北部 与謝野町議会が意見書を可決

京都府議会に続き、京都府与謝郡にある与謝野町の町議会は、3月18日に「ウイルス性肝炎・肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成の拡充並びに検査体制の拡大強化を求める意見書」を可決されました。

議会の全会派、全議員さんの賛成での可決です!

また、請願として意見書の採択を求めましたので、請願も採択されています。

京都府与謝野町議会可決 肝炎意見書

政府、国会のみなさんには、京都府内の少なくない議会の意見や、多くの署名に応え、医療費助成などの強化を図ってください。

京都府議会が全会一致で意見書を決議

京都府議会は、3月11日の本会議で、肝硬変、肝がん治療への医療費助成と身体障碍者福祉法上の障害認定基準の緩和などを求める意見書を可決されました。

すべての会派の全議員さんが賛成しての可決です。ありがとうございました。

京都肝炎友の会、B型肝炎訴訟原告・弁護団は、分担し府議会の全会派を訪問し、お願いしましたが、そのこともあって可決されたと言ええます。

みなさんも、要求署名集めにご協力ください。

70140311京都府議会可決意見書

福知山での 拠点病院+府共催の医療講演会・Q&A 約40人参加

「肝炎患者さんのための京都府北部講演会・相談会」が、2月22日午後、福知山で開かれました。約40人の患者さんやご家族、患者会の方々が参加されました。講演をいただいたのは、福知山市民病院の 森康二郎先生と京大病院消化器内科の 高橋健先生です。B型肝炎については、森先生、C型肝炎は高橋先生が、患者でもわかりやすくお話しくださいました。Q&Aも、次から次へと質問が相次ぎました。このような活動を進められることが重要なことを、今回の取り組みは証明してくださいました。写真は、森先生の講演の様子です。

森先生

命を削る舞鶴市と京都府の決定、裁決を厚労相が舞鶴市の決定を「認めない」としました。

 非代償性肝硬変の患者さんの申請を拒否した舞鶴市、京都府の決定に対する、再審査請求に対し、厚労省が患者さんの請求を認める裁決を出しました。

 先日も腹水のため入院されていました、そして、近く食道静脈瘤の処理で入院されるMさん。

 働くことができず、治療を受けることができなくなって、生活保護の申請を舞鶴市役所に申請に行ったら、働け、誠意を見せろと強要し、保護の申請書さえ渡さず生活保護の支給を門前払いしました。新聞等で舞鶴市の異常な生活保護行政が批判的に報道されるようになるまでは、門前払いを続けましたが、3か月後ようやく申請用紙を渡し、保護を決定しました。

 京都肝炎友 の会や舞鶴の会等の助言で、口頭で行った時からの保護申請を認めよと、京都府に審査請求を行いました。

しかし、舞鶴市は、そのようなことはしていないと否定し、京都府も、舞鶴市の生活保護行政の異常さを特別監査で指摘しながらも、Mさんの事例では、申請書による申請までは、Mさんからの口頭の生活保護の申請はなかったとMさんの請求を認めない裁定しました。

 京都府の異常な裁定は間違っていると、再審査請求 を1年前に提出しました。1年を経過しましたが、このたび、厚労相は、舞鶴市の誤った決定を取り消すという裁定を行いました。

 京都府の裁定が間違っているとしたのです。

 その裁定を受け、舞鶴市は、Mさんに3か月分の保護費を出すと決定しました。

  Mさんの生保の申請は2回目、働きたくとも働けなかったのです。一回目の保護申請に行ったときは、保護を受け付けず、社会福祉協議会から借金をセよと言って、Mさんに10万円近い借金を背負わせ、今も月に約2千円の返済を強要されています。肝炎患者の中には、Mさんと同様の扱いを受け、まともな治療を受けられていない人が少くありません。(肝臓病だけでなく、貧乏人はどのような治療も受けられない事態が発生してます)

 非代償性肝硬変に至るまで、肝がんが生じるまで、まともな治療が受けられない状況を変えなければなりませんね。

20140214厚労相の裁決