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情報:大阪肝臓友の会さんから

シスメックス免疫セミナーin大阪【大阪】1/12講座「疫学的視点からみたC型肝炎撲滅への展望」、他

 シスメックス株式会社からご案内をいただきました。

 シスメックス免疫セミナーin大阪 ご案内

○と き:2016年1月12日(火)19:00~20:15(受付開始:18:30~)
○ところ:大阪国際会議場(グランキューブ大阪) 12階特別会議場
     大阪市北区中之島5丁目3番51号 <アクセス>

プログラム
・講演1.演題:『C型肝炎ウイルス抗体スクリーニング試薬の有用性評価について』
     演者:東京女子医科大学病院中央検査部技師長三浦 ひとみ 先生

・講演2.演題:「疫学的視点からみたC型肝炎撲滅への展望
        ~厚生労働省肝炎等克服政策研究事業 疫学研究班の検討から~』
    座長:大阪大学大学院医学系研究科内科学講座・消化器内科学教授 竹原 徹郎先生
    演者:広島大学大学院医歯薬保健学研究院疫学・疾病制御学教授 田中 純子 先生
○参加について 参加費無料、要予約(定員150人)、参加申込 1月6日迄
○主催     シスメックス株式会社
○申込先    シスメックス株式会社 FAX.06-6337-8200
申込記載事項 住所、施設名、お名前、所属部署、電話番号、電子メールアドレス(以上、個人情報はセミナ開催にのみ使用するもので、第三者などへの開示・提供はいたしません。)
問合先:シスメックス株式会社大阪支店免疫事業推進部
吹田市江の木町17-1

情報:『テノゼット』について

グラクソ・スミスクライン(GSK)は、8月に起きた中国の天津爆発事故で同社工場が被災したことにより、製造・出荷が停止し、出荷調整していたB型肝炎治療薬のテノゼット錠(一般名:テノホビルジソプロ

キシルフマル酸塩)について、16年1月中旬に通常出荷が再開できる見通しで あると発表しました。

9日に承認事項の一部変更承認を受け、海外で製造販売されている同一有効成分の製剤を日本でテノゼット錠として供給することが認められたため。ただし、包装、錠剤の刻印と色が変更(白色→薄い青色)となる。同社は最終的に、同tenohoburu剤の生産を栃木の今市工場でできるようにすることで、安定供給を確保する方針です。

以下、同社のプレスリリースです。

http://jp.gsk.com/media/636130/tenozet20151211_h.pdf

テノゼット

ご案内:進行した肝癌への新しい薬剤治療勉強会

肝がん「新分子標的治療ムシルマブ、免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ」勉強会

再発を繰り返したり、巨大な肝がん、多臓器に転移した難治性肝がんの治療は、患者や家族にとっても大変な負担になります。これらの治療法に積極的に取り組んでいる近畿大学のドクターにお話していただきます。

○と き  2015年12月19日(土) 13~16時

○ところ  尼崎市すこやかプラザ 多目的ホール

尼崎市七松町1丁目3−1 フェスタ立花南館

最寄駅 JR神戸線「立花駅」下車、南徒歩5分

○内 容 1.「新分子標的治療ムシルマブ、免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ」

講師:近畿大学医学部消化器内科 上嶋一臣先生

2.患者交流・情報・体験交流

○参加について どなたでも参加できます。参加費無料

○主 催  大阪肝臓友の会

医療講演会でした

C型肝炎の新しい治療の話でした。

どんどん新薬が出るのでわけがわからず難しかったのですが、

今日の講演は整理整頓された薬の話だったので、やっと理解できました

とてもわかりやすかったです。そして、C型ウイルスが駆除できた後のこともわかりました。

20151129講演

情報:肝がんに対する治験始まる

肝がんに対する治験始まる

■ 新分子標的治療

肝細胞癌に対する新しい臨床試験がスタートしました。肝機能が良好で進行癌の患者様に対しての臨床研究です。条件はネクサバール投与前の患者様でも投与中の患者様でも結構ですが「AFP400ng/ml以上の患者様」を対象にしたラムシルマブの臨床試験です。前回のラムシルマブ第Ⅲ相試験では明らかに患者様の予後を延長させます。

■ 免疫チェック阻害剤治療

さらには現在全ての癌の領域で現在極めて注目を浴びている免疫チェックポイント阻害剤のPD-1抗体の臨床試験も前回と違うものが始まります。本年6月のアメリカ臨床腫瘍学会で肝細胞癌の免疫チェックポイント阻害剤ニボルマブ(小野薬品、ブリストルマイヤーズ共同開発)の成績が発表されましたが、10cmの肝癌や両葉多発結節が完全に消失するCR例が2例及び部分奏効も含めた奏効率が約20‰でSD例も含めると70%で治療効果がでます。その効果は進行癌にもかかわらず1年半以上続くという極めて画期的な免疫療法です。

12月くらいから臨床試験が再度始まります。肝機能がChildAの良い方であればネクサバールを過去に服用していてもいなくても、また過去に臨床試験を受けている方でも対象となります。

※注釈:「ラムシルマブ」(日本イーライリリー)本年6月22日、切除不能な進行・再発の胃癌を対象に日本でも承認されました。

,※注釈:固形がんの大きさの客観的な変化を記載:完全奏効(complete response; CR),部分奏効(partial

response; PR),安定(stable disease; SD),進行(progressive disease; PD)