WHA(世界肝炎連盟)会長 チャールズ・ゴアさんが来日され、懇談しました。
先日、三猿プロジェクトを世界各国で進めておられる、WHAのチャールズ・ゴア会長が来日され京都の肝炎を取り囲む情勢とか、患者会の活動などの話を聞きたいということで京都に来られました。京都肝炎友の会の世話人を代表して5名が参加し懇談しました。
三猿プロジェクトとは、世界中の様々な会場で参加者全員が「見ざる、聞かざる、言わざるという動作を繰り返し実施する。」というものです。
三猿は世界的にも‘Three wise monkeys’として知られ、「見ざる、聞かざる、言わざる」という叡智の3っの秘密を示しているとされています。モチーフ自体は古代エジプトにも見られるもので、シルクロードを経由して中国から伝わったものだという見解があり、また『論語』に「礼にあらざれば視るなかれ、礼にあらざれば聴くなかれ、礼にあらざれば言うなかれ、礼にあらざれば行うなかれ」という一節があります。(wikipediaより抜粋)
このポーズは、私たちは、肝炎に対する偏見や差別の風評は「見ません、聞きません、話しません」そして、私たちは肝炎をよく知り、肝炎に向き合って克服をめざします!ということを意味します。
≪世界肝炎連盟(WHA)について≫
・ 世界肝炎連盟は慢性ウィルス性B型、C型肝炎患者の死亡者を減らし、生活を改善するための世界的リーダーシップ、サポート行動を提供している。認識の向上、予防、介護、治療へのアクセスを通じて、地球上からこの病気をなくすために各国政府と協力することを究極の目標としている。
・世界肝炎連盟は世界各地の200以上のB型、C型肝炎患者グループを代表する非政府組織(NGO)である。
・世界肝炎連盟は世界の7地域―欧州、東地中海、アフリカ、北米、南米、オーストラリア、西太平洋―の患者グループから選出された代表者会議が運営している。
・日本肝臓病患者団体協議会も加盟しています。